式の中には、かならず“隠れた形”がある。
因数分解や式の変形がうまくいかないのは、計算が苦手だからではありません。
式の中にある共通の形・対称性・つながりを見抜けていないだけです。

中学数学の「数式」分野では、
・どの部分をひとまとまりとして見るか
・どんな公式に近づけるか
・どう整理すればシンプルになるか
――この“着想の順番”が得点を左右します。
このページでは、因数分解をはじめとする数式問題を通して、
「式の構造を見抜く力」=数式の着想力を鍛えていきます。

まずは、次の問題にチャレンジしてみてください。
式を見てすぐに手を動かすのではなく、まず構造を観察してみましょう。
・共通のかたまりがないか
・二乗や差の形にできないか
・文字の並びに規則はないか
式を“読む”力こそ、因数分解の第一歩です。

詳しい解説と解答は、こちらからダウンロードしてください。

因数分解は、暗記や計算ではなく発見の練習です。
・A²−B²の形を作る
・かたまりでくくる
・パターンを見つけて再配置する
――こうした小さな発想の積み重ねが、「見抜く力」を育てます。

式の中に隠れた構造を見抜く力がつけば、
どんな複雑な式でも自然に整理できるようになります。
これが、数式分野における「目のつけどころ」です。

さらに、数式分野の得点力を上げたい人のために、
noteに数式問題編のドリル(有料)を用意しています。
因数分解・方程式・整数条件・文章題など、入試本番でも差がつく問題を厳選。
「どこを見て、どう整理すればよいか」を丁寧に解説しています。
読むだけでも式の“構造を読む力”が鍛えられます!

noteでは「数式」「関数」「平面図形」「空間図形」「場合の数・確率」の各分野を公開中。
苦手分野を集中して克服したい人も、体系的に学び直したい人も、
解き方が見つかる!中学数学「目のつけどころ」ドリル集をぜひチェックしてみてください。